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ガラスのエース・斉藤和巳のフォークの練習方法

現役時代に投げていた球種はストレート、カーブ、スライダー、フォークの4種類。

プロはストレートと同じ腕の振りや投げ方で変化球が投げられるよう練習します。

プロのレベルでは投手の腕の振りで球種が分かってしまうと、打者がタイミングを合わせて来ますから。

僕が得意としていたフォークボールは基本的にコントロールしにくい球種です。

フォークに限らずチェンジアップ、シンカーなどの落ちる変化球は空振りを取りたいボールなので、緻密なコントロールよりもストライクからボールになる変化を練習するのが基本ですね。

落ち幅が小さくなってストライクゾーンに投げてしまうと打者にとって絶好球になってしまいます。

だからまずはホームベースの上でワンバウンドさせる練習から始める人が多いと思います。

普通のフォークボールの他に、よく似たスプリットという変化球もあります。

フォークはスピードが遅くなって大きく落ちる変化球で、スプリットはスピードがあるまま鋭く落ちる変化球とされていて、僕のフォークはスプリットなんだそうです。

正直、周りの人がそう言うので「そういうものなのか」と思っていますが、自分では違いがよく分かっていなかったりします。

フォークは落差が求められるので、指で深くしっかりと挟んで投げます。

その分コントロールは難しくなりますが、大きな落差が武器になるというボールです。

ホークスの千賀投手のフォークは「おばけフォーク」と呼ばれるほどの落差を誇ります。

大魔神と呼ばれた横浜の佐々木投手のフォークに匹敵するでしょう。

僕も最初は千賀選手や佐々木さんのような落差の大きいフォークを練習していたのですが、どうにもコントロールができなかったので落差の小さなフォークをしっかりコントロールできるよう練習しました。

大きく変化するボールの方が強力な武器になりますが、コントロールできなければ意味がありません。

投手の仕事は打者を抑えることなので、バットの芯を外せば良いという考え方にシフトしたのが良かったんだと思います。

僕の投球は直球とフォークが決め球でしたが、だからこそ「裏」のカーブとスライダーが重要でした。

裏のカーブとスライダーがあってこそ打者が迷って、表の直球とフォークを活きるんです。

たとえばフォークを何球も投げた時も打者が「もうそろそろ違う球が来るのでは」と思うだけで全然違います。

そんな駆け引きがプロの世界で勝つためには大事なんです。